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2025.3.4

介護業界の救世主!ミャンマー人材活用のメリットと展望

今後採用までにかかる費用も増額傾向にあります。現在、日本への最大の送り出し国はベトナム(2024年10 月現在)ですが、入国までに関わる諸々の手数料(管理費含めて)や企業が本人に支払う給料は以前に比べてアップしています。言うなれば、それなりの費用を払わないと採用が難しくなってきているということです。

国別に見ると中国も同様です。
世界第2位の経済大国である中国も、日本と相対的地位が近くなってきているため、これからは人材送り出し国として期待が持てません。このような背景から、今後はベトナム、中国からの労働力は期待できない可能性もあります。

特定技能外国人の送り出し国(2024年)

では、その他の国はどうでしょうか?
今後期待が持てると言われていたフィリピンでは、海外労働者への政府の規制が非常に厳しく、フィリピンからの人材受け入れを期待している企業にとって難しいと感じているところも多いかもしれません。
 またフィリピン人は英語が話せるため、習得が最も難しいと言われる日本語を学習した上で、円安で給料が安い日本にわざわざ働きに来るフィリピン人は、今後はごく少数派になると見込まれます。インドネシアの場合だと、受け入れ先は仏教国がいいと言う人が多く、飛躍的な増加は見込めないようです。
タイもベトナムと同じように、経済発展が著しく、日本で働くメリットがなくなってきています。そしてカンボジアは人口が少なくミャンマーの約1/3程度で、国内の教育水準が低いと言われています。文字が書けない・読めない国民が4割程度いるそうなので、日本語教育がとても難しく、習得するまでに時間がかかります。
 そういう中で、今後期待されているのがミャンマーです。ミャンマーは親日国であり、政変による経済悪化、日本で働きたいという国民も多いことから、今後増えていくと予想されています。研究会社の予想としては、10年後にはミャンマーが日本の一番の人材送り出し国になっていくと予測しています。

【10年後の予想】日本への海外労働者の送り出し国

ミャンマー人が介護職を希望している理由はミャンマーの国民性にあります。
ミャンマー人には年長者を敬う文化があり、大家族で高齢者の面倒を見るのが当然のように行われ、かつ高齢者が大好きな方が多いのです。またミャンマー人は「徳を積む」考えがあり、高齢者や身体が不自由な方を助けることが徳を積むことにつながると考えており、これらのことから、ミャンマー人にはすでに各国から敬遠職種となっている介護職が人気となっています。

母国での演習風景